【この記事の概要:】
ヨガはアダルトチルドレンに効きます。もともとヨガはインド5000年の叡智詰まった心身を平静にリラックスさせるための技法です。ですので、ヨガには思いもよらぬ心身をリラックスさせる効果があります。
今回は、アダルトチルドレンの克服や改善に効果的なヨガの運動について動画付きで説明します。
目次:
■片足立ちのポーズ
片足立ちのポーズは目を閉じて行うのですが、そうすると、強い精神集中力が要求されます。
そして精神集中力とは、感情コントロール力ですので、片足立ちのポーズを毎日行うことで、アダルトチルドレンで問題となっている感情のコントロールの問題が次第に改善されていくのです。慣れてきたら、目を閉じて行うようにしましょう。
そうすると、効果が倍加し、このポーズを終えたとき、あなたは一種の瞑想状態のようなリラックスした精神状態を味わうことになるはずです。
■パスチモッタアーサナ
「BKS・アイアンガーという世界的なヨガの指導者は不安に効くヨガのポーズは前屈系のポーズである」とハタヨガの聖書といわれる「ヨガの真髄」において述べられています。
たとえば、前屈のポーズを行うと、みぞおちがリラックスします。
みぞおちがリラックスすると、横隔膜の上下運動がスムーズにいくようになります。
そうすると、必然的に呼吸は深くなるので、呼吸は精神と連動しているので、精神は非常に安定するようになります。
前屈のポーズには
ハラアーサナという仰向けに寝て、足先を自分の頭の先の床につけるものをいいます。パスチモッタアーサナよりも難しいのですが、毎日練習していると次第と背骨や関連筋肉が柔軟になってくるので、より容易に行うことが誰にでもできるようになります。
↑パスチモッタアーサナについての解説(しばらくはこれだけで十分です。)
■ハラアーサナ
ハラアーサナは、鋤(すき)のポーズと呼ばれる前屈系のヨガのポーズで、パスチモッタアーサナよりも若干、難しいので中級車向けのヨガのポーズです。
こちらの姿勢は、腹筋、みぞおちを強烈に収縮させ、背中の筋肉を強烈に伸ばします。腹筋、みぞおちが強く収縮すると、振り子が逆極に必ず振れるように、収縮させれば、強く弛緩つまりリラックスします。
筋肉に強く力をこめると、力を抜いたとき、筋肉は弛緩する性質を持っています。
ハラアーサナはパスチモッタアーサナ以上に、腹筋やみぞおちを収縮させるので、アダルトチルドレンの克服にかなり有効になります。
慣れれば、簡単に行えるようになります。
■後屈のポーズ(ウォールバックベンド)
後屈のポーズはリラックスさせるというよりも。やる気や意欲を向上させ、神経を覚醒させるアッパー系の効果があります。後屈のポーズは前屈のポーズとセットで行うのがコツです。
何故かというと、前屈のヨガのポーズばかりをしていると、前屈方向へばかり筋膜が引っ張られ、筋膜が偏り、それが神経を圧迫することになるので、腰痛の原因になるからです。
そのため、前屈のポーズを行った後は必ず後屈のポーズを行えばいいのです。
壁などを使って、簡単に深い後屈は可能なので無理のない範囲で1セット30秒程度を前屈のポーズ後、ある程度体が休んだら2セットくらい行うようにしましょう。
アダルトチルドレンを克服するヨガ(まとめ)
アダルトチルドレンの克服にヨガは非常に効果的です。
冒頭で述べた通り、そもそもヨガとは心身の安定強化を目的として編み出された古代インドの叡智であるからです。
ヨガは精神に直接作用するというところが一代特色です。
(関連:)
〇アダルトチルドレンの克服方法(まとめ) (←おススメ記事)
〇アダルトチルドレン克服ABC (←ブログ記事一覧へ)
最近のコメント