(最終更新日:2020/07/15)
アダルトチルドレン(AC)を瞑想で克服する方法について簡単にまとめておきます。
アダルトチルドレンの克服に瞑想は非常に有効です。
目次:
瞑想とは?
座禅やマインドフルネス瞑想などとよく言われる方法で、
一つの対象に意識を徹底的に集中し、雑念が浮かばない脳の状態を目指す古(いにしえ)より伝わる人類が編み出した究極の精神安定を得るための手段です。
アダルトチルドレンを瞑想で克服するのに最高な方法について:
それは、数息観(すそくかん)です。
これは、息を数えることのみに意識を集中し、あたまから雑念を追い出す方法です。
やり方の説明は以下の通り。↓
数息観の方法:
〇自然な呼吸で、自分の吐く息、吸う息に合わせて、
心の中で一呼吸目を「ひとつ」(※ひとーで吐いて、つーで吸う。心の中で明確に音声化する。以下同様)、
二呼吸目を「ふたつ」、
三呼吸目を、「みっつ」、
四呼吸目を「よっつ」・・・・・・
10呼吸目を「じっつ」、と10まで数えていき、そのさ中に雑念が少しでも入ったら、「ひとつ」からやり直します。〇また、10まで雑念なしで数え切ることができたら、1まで戻り、このプロセスを20分であれば20分、40分であれば40分、続ければいいだけです。
〇初心者はタイマーを20分にセットして行うことをおススメします。(難しければ5分だけでも構いません。習慣化することがむしろ大切。)
〇姿勢は、背筋が伸びていれば、結跏趺坐でも半跏趺坐でもあぐらでも、正座でも何でも構いません。(その際、体の動きをまるで自分が置物や岩等の無生物にでもなったかの如くに徹底的に止めるようにします)
〇姿勢は、瞑想が深くなるにつれて、自然と整っていきます。(脳内神経伝達物質の増加に起因)
〇習慣づけることが大切。徐々に集中力が高まっていくので、容易に深い瞑想状態に入っていけるようになります。(ピアノの訓練と同じです。)
↑後半に座禅、瞑想のやり方についての解説があります。
アダルトチルドレン克服の瞑想を深めるにはヨガが必須:
瞑想を深めるにはヨガが必須です。
その理由は、体が柔軟であればあるほど瞑想は深まるという性質が存在するからです。
ちなみに、ヨガも瞑想の一種で、ヨガだけ行ってもアダルトチルドレンの克服に大きな効果があります。
(関連記事:)
〇アダルトチルドレンに効くヨガ(まとめ)
コラム:有酸素運動も瞑想の一種
実は座って行う瞑想をマインドフルネスだとか瞑想だと思い込んでいる人が多いのですが、体を動かす、たとえば有酸素運動もまた立派な瞑想の一種です。
有酸素運動をやっていると、雑念は減りますが、有酸素運動は動的瞑想と形容することが可能です。
例えば泣きたいときにジョギングしながら号泣する人はいません。必ず泣きたい人は体の動きを止めて号泣しています。
体を動かしていると小脳の作用により感情が抑制(コントロール)されるのです。だから、極度に悲しい気分の人は無理にでも体を動かすと良い。
ちなみに、江戸時代の傑僧と言われた白隠禅師は、動的瞑想の方が静的瞑想よりも精神安定のために、効果的であるとの言葉を残しています。
動中の工夫は静中に勝ること百千億倍す
(関連記事:)
〇アダルトチルドレンに効果的な運動について(まとめ)
まとめ
実はアダルトチルドレンの克服に瞑想は非常に有効です。
アダルトチルドレンの人では、このGABAとオキシトシンが確実に欠乏しているので、瞑想はその克服にかなり役立つわけです。
一般の方には座禅や瞑想等はとっつきにくいイメージがあるようです。
実際に実行されると安楽の法門であることに多くの人は気づくはずなのですがね。
アダルトチルドレンの克服の方法についてのまとめ記事は以下の通りです。
参考にされてください。↓
(こちらの記事:)
〇アダルトチルドレンの克服方法【2020】 (←推奨記事)
〇アダルトチルドレン克服ABC (←ブログ記事一覧へ戻る)
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