(最終更新日:2020/07/14)
目次:
インディゴチルドレンとは?
インディゴチルドレンとはスピリチュアルに高い親和性を持つ子供のことを主に指し、霊感が強かったり、第六感が発達していたり、共感覚を備えていたりする子供のことで、1970年代の米国で主にスピリチュアルセラピストの間において提唱された概念です。
このような子供は、繊細で感じやすい性格をしているため、特殊能力を備えていながら、同時に人生に生きづらさを覚えるということで、アダルトチルドレンになりやすいと当時の専門家の幾人かは主張していました。
アダルトチルドレンの克服にインディゴチルドレン論は不要な理由:
アダルトチルドレンになったのは、あなたがインディゴチルドレンであるからだという論法があります。
しかし、インデッゴチルドレンという概念はそもそも医学的に定義すれば、ギフテッドのことでしょう。
そのため、インディゴチルドレンというよりもギフテッドと形容した方が妥当だと思います。
アダルトチルドレンとギフテッドの関連性:
アダルトチルドレンに限らず心の異常の多くにギフテッドはなりやすいと言われています。ギフテッドは常人では把握できないような物事を瞬時に見抜く能力に長けていたり、また、それ故に、繊細で傷つきやすかったりします。
傷つきやすいからこそ、ギフテッドがアダルトチルドレンに多いといわれる所以なのです。
商業利用されるインディゴチルドレンという概念:
インディゴチルドレンという概念は商業利用され、その後に、高額セミナーや高額カウンセリングに誘導されるという流れが一般であるとされています。
私はここに「インナーチャイルド論と同じ怪しい匂いがする」と皆様に注意を喚起します。
こうした論法は必ず「前世がどうだこうだ」とか、「潜在意識の浄化が必要だ」「魂を癒さないといけない」「守護霊への祈りが必要だ」といった色々わけのわからない精神世界あるあるの話が横行し、しまいには高額セミナーやカウンセリングに誘導されるというのが一般的なオチです。
この種のスピリチュアルカウンセラーの危険性について:
インディゴチルドレンにはそもそも科学的な根拠は何もありません。インナーチャイルド然りです。ですので、そういうカルトまがいの主張はすべて無視した方が確実にアダルトチルドレン克服に効果的です。
インディゴチルドレン論には「子供は親を選んで生まれてきた。」というものがあり、あるいは、「毒親を許し愛しなさい!」と無理強いしてくるというものもあります。
これはハワイで有名なカルト「オポノポノ」に通じるものがあるのです。
オポノポノとは?
「オポノポノ」とは自分に起きるすべての出来事はすべて必然性があり、カルマがそうさせているので、どんな物事にも感謝をすることでカルマの浄化を強要してくるカルトです。
まとめ:
インディゴチルドレンはギフテッドという用語のパクリで、存在価値皆無の嘘だといえます。
ただインディゴチルドレンは商業利用されているだけです。
ギフテッドに限ってはそういうことはほとんどありません。
インディゴチルドレンだとかインナーチャイルドだとか前世のカルマがあーだこーだと提唱している怪しいスピリチュアルカウンセラーには近づかないのが身のためでしょう。
(関連:)
〇インナーチャイルドはいない、癒せないという現実
そもそも、アダルトチルドレンの克服にインディゴチルドレンは一切関係ありませんし、ギフテッドの概念も一般に不要です。
また、ギフテッドでは、先天的な脳の発達の偏りが存在することが多いのですが、その脳の発達の偏りは自分で治すことができるのです。
単純に、脳の機能がアダルトチルドレンの症状を産んでいるわけですから、そこをピンポイントで修正する方法をとっていけばインディゴチルドレンうんぬん言う前にアダルトチルドレンは無事、克服できるのです。
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