人に頼れない性格の本当の原因と解決方法

生きづらさ

(最終更新日:2020/07/14)

(概要:)
人に頼れない性格の原因は、「潜在意識だとか幼少期のトラウマ」だとか色々言われていますが、こういったことは実は、ほとんど関係ありません。

今回は「人に頼れない、甘えられない人の特徴と解決方法について」わかりやすく書いていきます。

人に頼れない性格の主な特徴とは:

  • 内向的な性格
  • アダルトチルドレンの傾向
  • 極度に高いプライドが高い
  • 完璧主義の履歴
  • 毒親育ち
  • 長男・長女などの第一子
  • 家父長制社会の男子

人に頼るのが苦手で、甘え下手な人では、プライドが極度に高かったり、完璧主義傾向だったり、性格的に内向的であったりすることがほとんどです。

また、元々長女・長男のように、第一子で、他の兄弟からの慕われ役を担ってきた人にも少なくありません。

長女・長男だと「お姉ちゃんなんだからね!」「お兄ちゃんだからね!」と親から言われ、親に甘えることができなくなるのです。幼少期の経験ほど習慣化してしまうことが多いので、その傾向が成人まで続くことも非常に多いです。

さらに、ここに機能不全家族の問題が加わると、毒親育ちということになり、問題は余計複雑にこじれていきがちです。

このタイプの人では「他人から良く頼られるが、実際に自分が人に頼るのは苦手である」という場合が多いです。

こうした傾向の極端なケースをアダルトチルドレンといいます。

 

コラム:人に頼れない現代人

株式会社ジュピターテレコムによる日本人1700名を対象とした調査によると「全体の7割が人に頼るのが苦手である」という回答を残しました。しかしながら、それとは対照的に「ヒトから頼られるのは好きである」と回答した人は全体の5割に上ったそうです。現代人全般に人に頼れない性格傾向の蔓延が懸念されます。

https://www.fnn.jp/posts/000000002_000032952/201908051200_PRT_PRT

「人に頼るべき時に頼れない」と結果的に迷惑になってしまうこともあります。(特に仕事上)

また、それが行き過ぎると当事者の方自身、病気のようになってしまう場合も少なくありません。
適度に他人に甘えられることは社会という共生関係の場で生きる以上、ある意味、必須になってくるわけです。

人に頼れない性格の本当の原因の在処(ありか)

人に頼れない人の本当の問題は、性格だとか心だとかそういったものでは実はありません。

実は、

純粋な脳の機能の問題です。

脳の機能が性格、心を産んでいるのだから当たり前ですが、多くの人は当たり前すぎて、この事実を忘れてしまっている人が少なくないのが実情です。

脳の機能が”人に頼れない性格”を作るという重大真実

脳の機能がそもそも「人に頼れない」、「甘えられない」性格を産んでいるわけです。

このことはお酒を飲むと性格が豹変する人のことを見ればよくわかります。
アルコールが脳に入って、特定の神経伝達物質やホルモンを端的に増やすからそうなります。

もし、この種の人がアルコールを深酒したりすると人に頼るのが得意な任せ上手な性格になっていることが多いということは、日常でも誰しもがよく目にする光景です。

普段は寡黙で生真面目だった人がお酒が入ると、社交的で明るく親しみやすい人物になるのは、脳にアルコールが入り、特定の神経伝達物質や他者への愛着や信頼感に関わるホルモンを増やすためです。


その上昇した神経伝達物質やホルモンとはいったい何なのでしょうか?

下記で説明しました。↓

GABA、オキシトシン不足が引き起こす

GABA

お酒によって、増加する神経伝達物質やホルモンは抗不安効果のあるGABA(γアミノ酪酸)がその筆頭です。

GABAが増えると、筋肉の力が抜けて、心身的には深くリラックスできます。
一般にリラックスすればするほど他人に対してフランクで気軽に接することができるようになります。

GABAが遺伝的、環境的要因によって欠乏している人では、リラックスできない、社交性が低い朴訥(ぼくとつ)で内向的な性格になります。

(GABAを増やす方法はこちら)
アダルトチルドレン克服に効くサプリメント (超まとめ)

お酒を飲んでいい気分になっている人を見てみてください。
明らかに社交性が高まり、他人を頼るのが好きな人好きのする性格になっています。

オキシトシン

画像引用元:https://iheartintelligence.com/oxytocin-the-love-chemical/

オキシトシンは愛情ホルモンといわれ、人への信頼性、親しみやすさに関わるホルモンです。

——————————————–
オキシトシンが不足している人では、

・社会的に孤立しがちであったり、
・人に愛着を覚えない、
・人に頼るのが苦手、甘えられない、

——————————————–
いわゆるアダルトチルドレン的な性質を持ちがちであるということがわかっています。

特定の俗にいう”クスリ”を飲むと、多幸感、他人への信頼感が上昇するのはこのオキシトシンが劇的に上昇するためだということがわかっています。

GABAやオキシトシンは人への親しみやすさ、信頼性に端的に関わる

脳内のGABAやオキシトシンレベルが上昇すると他人への信頼性、親しみやすさの度合いが本能のレベルで上昇するので、人をより信用でき、かつ、親しみやすくなるようになります。

誰にでもなれなれしい人や好かれる人ではこの種の脳内物質が生まれつき多い傾向にあります。

クスリを飲むと、リラックスできたり、多幸感を覚えるのは、脳内のGABAやオキシトシンが上昇するためです。

人に頼れない性格の唯一の解決方法とは?

こうした性格の問題を解決するための方法は脳の機能に介入する以外ありません。

「精神論、根性論、スピリチュアル、心理学等の知識、実践は百害あって一利なし」で、というよりも時間の無駄です。


脳の機能が性格を作っていることをよく理解している人はこのことを容易に理解することができます。

この問題の解決方法は以下の通りです。↓

〇運動の習慣

運動の習慣をつけるとGABAやオキシトシンが上昇することが科学的に証明されています。

高強度インターバルトレーニングやヨガが特に有効です。
運動はGABAやオキシトシンを増やすので、人に頼れない性格の解消に効果的なのです。特にチームスポーツなどは最適のものになります。

運動の方法について

〇サプリメントや正しい食事の摂取

サプリメントや正しい食べ物の摂取は脳内のGABAやオキシトシンレベルの上昇に端的に関わります。

これらの脳内物質の原料は食事から摂取されるのだからこれもまた当然の解決方法のひとつです。
また、深刻なケースではクスリも併用すると良い場合もあります。

サプリメントについて

〇マインドフルネス瞑想の実践

マインドフルネス瞑想を行うと、リラックスに関わる神経伝達物質が増えることが科学的に証明されています。

瞑想は習慣化するまで効果はまずないので、毎日、下記の記事の通り、短い時間でも良いので、繰り返し、習慣化されてください。

瞑想の方法について

まとめ

人に頼れない、甘えられない性格を産んでいるのは脳の機能です。

ですから、ここから逆算して考えれば脳の機能に介入する方法を取れば、この種の困った性格の問題をより効率的、容易に克服することができることに多くの人は気づくはずです。

さらに詳しい解決方法については、こちらの記事を参照ください。↓

アダルトチルドレンの克服方法(まとめ) (←人に頼れない性格の解決方法についてのまとめ記事)

↑性格の問題の解決方法についてのまとめ記事です。

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